緑化工技術 第30集

平成21年1月に刊行しました。
内容は、次の通りです。
僅かですが在庫があります。
(A4版 148頁)


特集 1. 緑化工に関わる行政サイドの動き

@ 「道路土工−のり面工・斜面安定工指針」ののり面安定工について
  上野将司(のり面工斜面安定工分科会委員
                    応用地質株式会社技術本部)
 現在改訂が進められている、「道路土工−のり面工・斜面安定工指針」ののり面安定工に関して、改訂のポ イントについて解説する。


A 緑化工・法面保護工を巡る会計検査の動向
  市川啓二郎(財団法人経済調査会)
 昨年度、生育判定に関して会計検査院が指摘するなど法面緑化工に関する指摘が増加しており、近年の動向について解説する。


B 「自然公園における法面緑化基準」の改定
  二神紀彦(環境省自然環境局国立公園課保護係長)
 1982年に刊行された同書が、生物多様性国家戦略、外来生物法など最近の動向に合わせ改訂が進められており、最新情報を交えする。


特集 2. 自然回復緑化と生育判定の考え方


C 生育判定の現状と今後の方向性
  福永健司(緑化工学会斜面緑化研究部会長
                     東京農業大学地域環境科学部)
各都道府県の検査基準の現状分析結果を元に、今後の生育判定基準のあり方について解説する。


D 緑化植物の最近の動向
  入山 義久(社団法人日本種苗協会 雪印種苗株式会社)
 多様性に配慮する場合、草丈の低い品種・種の牧草を用いるとされているが、具体的な情報の整理がなさ れていない。この点に関する最近の動向などについて解説する。


自然回復緑化工 Q&A
  中野裕司(日本緑化工協会技術委員長
               エコサイクル総合研究所/中野緑化工技術研究所)
緑化工学会斜面緑化研究部会が取り纏めた「自然回復緑化の考え方」を元に、生物多様性に配慮した緑化 工について、当協会技術委員会がQ&A方式で内容の肉付けを行い解説する。
 自然回復緑化の考え方については、当協会ホームページ
     http://www.ryokkakou.com/sub8.htm をご覧ください。